名古屋発「点群を球体で捉える」新技術に特許|アイサンテクノロジーの測量DX

名古屋発「点群を球体で捉える」新技術に特許|アイサンテクノロジーの測量DX

名古屋のアイサンテクノロジーが、3次元点群データを球体で表現する独自技術「ボールド点群テクノロジー」で特許を取得。測量・建設現場の作図作業を効率化する技術を紹介します。

測量データから図面を作る作業は、画面を拡大したり縮小したりを繰り返す、地味だが時間のかかる工程です。この「見えにくさ」に向き合った技術が、名古屋発の企業から生まれました。名古屋市に本社を置くアイサンテクノロジー株式会社が、3次元点群データから平面図を作成するCADシステム「ANIST®」に搭載する独自技術「ボールド点群テクノロジー」について、特許を取得したと発表しました。

※本記事の内容は2026年8月27日発表のプレスリリースに基づきます。技術仕様・製品展開は今後変化する可能性があるため、最新情報は公式発表をご確認ください。

 

CADシステム「ANIST®」の独自技術「ボールド点群テクノロジー」とは

この技術は、点群データを構成する「点」を「球体」として表現する独自の発想が特徴です。測量で得られる点群データは無数の点の集まりですが、これを球体として表示することで、地形や構造物を立体的かつ直感的に把握しやすくしています。

特許取得の意義

今回特許を取得したのは、点同士の隙間を補完しながら表示する技術です。単なるアイデアにとどまらず、特許(特許第7898115号)として法的に保護された独自技術であることは、同社の技術力を裏づけるものといえます。

点群データを球体表現するという発想の転換

視点を近づけた際に点と点の間に隙間ができてしまうと、地形や構造物の形が把握しづらくなります。球体として表現することでこの隙間を自然に補い、拡大・縮小を繰り返す操作を減らせる点が、この技術の核心です。

図面作成業務の効率化が現場にもたらす変化

点群からの図面作成は、従来、表示の拡大・縮小を繰り返す操作に最も時間がかかっていたといいます。こうした地味だが積み重なると大きい作業時間の削減は、測量・建設・インフラ点検の現場で働く人にとって、日々の負担軽減に直結する変化かもしれません。

参考・出典

本記事は上記プレスリリースをもとに執筆しています。掲載画像は同リリースより提供されたものです。

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