「今の会社で働き続けたい」74%|東海エリアの新入社員意識調査、人間関係重視の傾向が高めに

「今の会社で働き続けたい」74%|東海エリアの新入社員意識調査、人間関係重視の傾向が高めに

ALL DIFFERENT株式会社が東海エリアの新入社員437人を分析。勤続意向は74.1%と他エリアより高い一方、仕事への不安も強い実態が見えてきました。

新しい職場に慣れるまでの数ヶ月は、期待と不安が入り混じるものです。それは今年入社したばかりの新入社員たちも同じで、地域によって少しずつ異なる傾向があるといいます。

組織開発・人材育成支援を手がけるALL DIFFERENT株式会社は2026年9月24日、2026年度入社の新入社員3,849人を対象にした意識調査から、東海エリア437人分の結果を分析したレポートを公開しました。

※本調査は2026年3月24日から5月6日にかけて実施されたものです。数値は当時の回答に基づくものであり、時期や対象の変化によって傾向が変わる可能性があります。

 

「働き続けたい」74.1%、他エリアより8.9ポイント高く

東海エリアの新入社員のうち、「今の会社で働き続けたい」と回答した人は74.1%。他エリアの65.2%と比べて8.9ポイント高い結果となりました。働き続けたい条件として最も重視されているのは「職場の人間関係が良いこと」で、7割を超える新入社員が挙げています。日常的な交流手段としては「雑談」が57.7%と、他エリアより高い傾向も見られました。

一方で、入社後に「不安」を感じている割合は35.9%と、他エリアの30.2%より5.7ポイント高く、「期待」を感じている割合は11.2%と、他エリアの16.2%より低くなっています。不安の内容としては「仕事についていけるか」が64.5%で最も多く、他エリアより4.4ポイント高い結果でした。

 

人間関係を大事にしながらも、キャリア像は描けていない

上司に求める姿としては、「間違いを指摘してくれる」ことを挙げる割合が6割を超え、他エリアの5割台より高くなっています。日常的な雑談を大切にしつつも、必要なときにはきちんと指導してほしいという、率直な関係性を求める傾向がうかがえます。

一方で、明確なキャリア像を描けていない新入社員は半数を超えており、スキルアップについて「特に何もしていない」と回答した割合も38.9%と、他エリアの30.4%より8.5ポイント高くなっています。人間関係への安心感がある一方で、将来像や成長への具体的な行動には結びついていない層が一定数いることが見えてきます。

調査を行ったALL DIFFERENTは、日常的な短い声かけを積み重ねる「マイクロOJT」の実践や、上司との相談機会を増やすことが、新入社員の定着と成長の両面で重要だと指摘しています。

 

新人の不安に、日々の一言で応えるという仕事

新入社員が抱える不安の多くは、大きな失敗よりも「このままで大丈夫だろうか」という漠然としたものです。だからこそ、雑談の延長にある短いやり取りや、間違いをきちんと指摘してもらえる安心感が、働き続ける理由になっているのかもしれません。後輩や部下と接する立場にある人にとって、今回の調査結果は、日々のちょっとした声かけの意味を見直すきっかけになりそうです。ツムログ愛知の企業インタビューもあわせてご覧ください。

 

参考・出典

ALL DIFFERENT株式会社 プレスリリース「【東海エリアの新入社員437人を分析】7割以上が「勤続意向あり」「人間関係重視」、他エリアより高い傾向」(PR TIMES、2026年9月24日発表)

本記事は上記プレスリリースをもとに執筆しています。掲載画像は同リリースより提供されたものです。

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