「2024年問題」に効く中継輸送|春日井発「リリーフ便」で長距離輸送の負担を減らす

「2024年問題」に効く中継輸送|春日井発「リリーフ便」で長距離輸送の負担を減らす

春日井市の株式会社中部が、トラックドライバーの労働時間問題に対応する中継輸送サービス「リリーフ便」を開始。愛知・埼玉の自社倉庫を活かした物流課題の解決策を紹介します。

トラックドライバーの労働時間規制、いわゆる「2024年問題」。長距離輸送の現場では、荷物を積み替える中継拠点が見つからず、対応に苦慮する企業が少なくありません。春日井市に本社を置く株式会社中部が、この課題に応える中継輸送サービス「中継輸送リリーフ便」を開始したと発表しました。

※本記事の内容は2026年8月3日発表のプレスリリースに基づきます。料金・サービス内容は変動する場合があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。

 

物流の「2024年問題」とは何か

トラックドライバーの時間外労働に上限が設けられたことで、1人が運転できる距離・時間には限りがあります。長距離輸送では、途中で荷物を載せ替えて別のドライバーに引き継ぐ「中継輸送」が有効な対策とされていますが、載せ替えの場所や対応してくれる企業を見つけること自体が難しいという課題がありました。

 

「リリーフ便」の仕組み(中継拠点・積み替え)

株式会社中部は、愛知(本社、倉庫面積1,000坪)と埼玉(営業所、倉庫面積970坪)の2拠点に自社倉庫を持ち、荷物の一時保管や積み替えに対応します。天井クレーン(2.9トン)を保有しているため、重量物や特殊な荷物の載せ替えも可能です。中継してくれる運送会社が見つからない場合には、100台以上・20種類以上の自社車両による代理配送も引き受けるとしています。

 

荷主・運送事業者にとってのメリット

定期契約を結ぶ必要はなく、月1回からのスポット利用ができる点も特徴です。急な中継ニーズや一時的な保管場所が必要になった際にも対応しやすく、愛知本社からは中四国エリア、埼玉営業所からは東北エリアへの長距離配送に強みを持つといいます。

 

愛知の物流企業が果たす役割

「2024年問題」は運送業界だけでなく、荷物を運んでもらう側の企業にとっても他人事ではありません。地域の物流企業が中継拠点としての機能を担うことで、遠方への輸送に頼る取引先や商品を持つ会社にとっても、選択肢が広がっていきそうです。

 

参考・出典

本記事は上記プレスリリースをもとに執筆しています。掲載画像は同リリースより提供されたものです。

愛知ニュース一覧に戻る