外国人材だけでなく、日本人・シニア・障がい者へ|豊橋のガイア国際センター、創業20周年で新体制始動
愛知県豊橋市で外国人材紹介を手がけるガイア国際センターが創業20周年を迎え新体制へ。対象を日本人・シニア・障がい者にも広げる新事業「志導塾」を紹介します。
旅行会社として始まった一つの企業が、20年の歳月をかけて、外国人材と日本の職場をつなぐ仕事へとかたちを変えてきました。その節目に、支える対象をさらに広げようとする動きが豊橋市から生まれています。
豊橋市に本社を置く株式会社ガイア国際センターは2026年10月13日、創業20周年を機に新体制を始動したと発表しました。これまで外国人材紹介を中心に据えてきた事業を、日本人やシニア、学生、障がい者にも広げる方針を打ち出しています。
※本記事の内容は2026年10月13日発表のプレスリリースに基づきます。新事業の詳細・開始時期は変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
旅行会社から外国人材紹介へ、20年の歩み
同社は2006年10月10日、「たびきちインターナショナル」として旅行業からスタートしました。転機となったのは東日本大震災です。業態を見直し、外国人材紹介事業へと軸足を移し、2015年に現在の社名「ガイア国際センター」へと変更しました。以来、アジア5カ国で日本語教育を実施しながら、2026年6月時点で全国30都道府県113社に2,260名の外国人材を紹介し、4カ国に拠点を構えるまでに成長しています。
今回の節目にあわせ、これまで代表取締役社長を務めてきた楠田裕里氏が取締役会長へ、専務取締役だった楠田壮史氏が新たな代表取締役社長へと就任する体制変更も発表されました。
「志導塾」が広げる、支援の対象
新体制で打ち出されたのが、伴走型の教育事業「志導塾」です。これまでの外国人材に加えて、日本人・シニア・学生・障がい者・企業も対象に含め、オンラインセミナーや対面セミナー、コミュニティ活動、海外研修といった形で学びの場を提供していく構想だといいます。20年にわたって培ってきた人材育成のノウハウを、外国人材という枠を超えて社会全体に広げていく「総合人財支援プラットフォーム」構想の一環です。
取締役会長に就いた楠田裕里氏は「20年間、基礎工事を完成させた。これからが本当の建築」と述べ、若い世代に次の展開を託す考えを示しました。新社長の楠田壮史氏は「利他の心で生きられる人を育てることが、誰かの幸せを願う人を増やすことにつながる」とコメントしています。
「誰かの働く場所」を広げ続けるという仕事
人手不足に悩む現場をつなぐ仕事は、外国人材の受け入れに限った話ではありません。日本人であっても、シニアであっても、障がいのある人であっても、「働きたいのに、うまくつながれない」という課題は形を変えて存在します。20年かけて築いてきた仕組みを、支援する相手の幅を広げる形で次の時代へ引き継ごうとする今回の動きは、そうした課題への一つの応答といえそうです。
参考・出典
ガイア国際センター プレスリリース「創業20周年を迎えたガイア国際センター、100周年に向け新体制始動 新たな挑戦へ」(PR TIMES、2026年10月13日発表)
本記事は上記プレスリリースをもとに執筆しています。掲載画像は同リリースより提供されたものです。